吉井 MAIL   16/12/20 



安嶋編集長

15会の忘年会。

皆さん好好爺と美麗の女性達で、微笑ましい。

TVをオンすると、都知事が熱弁中。

見ていて、広沢虎三の「大野の宿場」がイメージ。
知多の亀崎の「大野屋」(があったであろう)を、
撮影ドライブで先月通過したばかり。

吉井




新宿エレジー

広沢虎造「新宿百合子伝 豊洲の宿場」

夏がすみ
富士の白雪 いつしか解けて
裾野そよ風 芒がゆれる
山の姿と ともどもに
その名を残す 厚化粧
小池の百合子よ 海道一よ

名咲けに弱く 偽に強く
肝は鋼(はがね)の 五枚張り
恩義のために 立ち上がる
きらめく白刃 血糊の飛沫
新宿は 代官舛添切りの物語

俄か仕込みの 対抗馬
増田と鳥越を 定法通り滅多切り
さて それからは
知事の公職 放り出し
新党結成の 日々日常

一人の知事で ありながら
何の因果か 身状が悪く
自民を泣かせた その上に
党を飛び出し 行方は知れず

不幸者でも やくざでも
血肉を分けた 現在わが子
親を思わぬ 子はあれど
子を思わぬ 親はない



都民を思わぬ 知事あれど
知事を思わぬ 都民はない ・・お粗末